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2024年 02月 24日

釈迦堂口切通しの今


国史跡「釈迦堂口切通し」は1977年(昭和52年)の落石以来通り抜け禁止となっていたが
2011.3.11東日本大震災で再度崩落したのでフェンスが張られ近くまでも行けなくなった

鎌倉市はどうするのだろうと思っていたら
「鎌倉殿の13人」の2022年放送決定もあってか
震災から10年後の2021年度予算で史跡環境整備費1億1700万円を計上し整備が始まった

2023年7月にトンネル部分の崩落対策工事は完了したが
トンネル手前の道路斜面がまだ崩落する危険があるので
来年(2025年度)から工事を行い2026年度には通行再開を予定しているそうだ
通行再開となれば半世紀ぶりとなる




崩落前の浄明寺側
2005年3月

皆さんに初めて鎌倉・湘南をご案内しました
釈迦堂口切通しの今_f0326399_13204771.jpg

崩落前の浄明寺側
2005年5月

み~やんと新しいコースの下見に行ったけどそのコースは。。。。
釈迦堂口切通しの今_f0326399_13153226.jpg

工事完了後の浄明寺側
2023年7月

まだ現場を見れないので鎌倉市のHP写真を見てみる

法面に吹き付けたコンクリートは岩盤の色に合わせてありそうだが
崩落前の写真に比べ表面が滑らかになっている
以前の方が荒々しくて良かったけど。。。
いずれにせよ姿が残るのは嬉しい💛
釈迦堂口切通しの今_f0326399_17112138.jpg
                           鎌倉市HP



崩落前の浄明寺側
2007年3月

ヒデさんの「三浦三昧」に行ったとき
釈迦堂口切通しの今_f0326399_13180086.jpg

崩落前の大町側
2010年3月

一泊二日で「鎌倉生しらす丼ツアー」をしたとき
なんと総勢20名(*_*)
釈迦堂口切通しの今_f0326399_22024854.jpg

工事完了後の大町側
2023年7月

こちら側も法面は滑らかになっていおり手前右には落石止めのネットが設置された
大町側はトンネル直前まで民家があるので道路工事は反対の浄明寺側だろう
釈迦堂口切通しの今_f0326399_17161108.jpg
                          鎌倉市HP


                 
3.11東日本大震災崩落後の大町側
フェンスがで塞がれそばには近づけない
2011年5月
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# by yamamichishake | 2024-02-24 10:29 | 鎌倉 | Comments(0)
2024年 01月 28日

京急大師線連続立体交差事業


京急の前身「大師電気鉄道」は1899(明治32年)1月21日に関東初の電気鉄道として
六郷橋~大師間が開業した

開業時の大師線は路面電車で始発駅「六郷橋電停」は現六郷橋下の旧東海道あたりにあったが今は無い
そして国道整備に伴い1926(大正15年)に六郷橋~京浜川崎駅間が延伸された


六郷橋~大師間の桜並木を行く電車
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                           京急電鉄HPより


京急大師線は現在大師詣でと京浜工業地帯への通勤客と沿線住民の増加でラッシュ時も休日も賑わう路線となっている

しかし全線5kmのなかに15か所ある現在の踏切は交通渋滞を招いており
その解消の為大師線の立体交差化事業が1995年に認可された

京急大師線連続立体交差事業_f0326399_14480624.jpg

工事は1期2期と別れ
2006年に1期の①区間 東門前~小島新田間1.2kmの工事が開始され
2019年3月3日 大師橋駅(旧産業道路駅)地下運行開始
2023年12月12日 大師橋新駅舎利用開始となった

着工から17年もの歳月がかかったのは現行路線を営業しながら真下を開削するため
資材置き場や用地買収が進まず
さぞや難工事だったのだろう

しかし
1期の②区間 東門前~鈴木町間1.2kmは未着工で
鈴木町~川崎駅までの現線路より南に市街地地下へ付け替える第2期工事にいたっては
2016年に都市計画が見直され整備効果が低いとして事業中止となり実質廃止

その区間にある4つの踏切をどうするか代替案が検討されているようだが
川崎駅に近い国道409号線の「本町踏切」は
「開かずの踏切」ではないがその次に分類される「自動車ボトルネック踏切」の基準を
2割以上超えているので早急に対策したいところだろう
鉄道がトンネルでくぐる方法がコストや環境面で有力だが
未着工の1期②区間工事が終了してからなのであとどれくらいかかるのやら。。。


初めて全線乗ってみた

川崎を出て六郷橋の下になにやら石積みが見える
これは川崎駅まで延伸されたときに移された2代目「六郷橋駅」跡
京急大師線連続立体交差事業_f0326399_10520104.jpg


終点まで10分足らずですが前面展望のYou Tubeがあったので貼り付けます

なるほど踏切が多い
2分10秒 左側に2代目「六郷橋駅」の遺構が見えます
7分30秒 東門前駅から地下に入ります





関連ブログ







# by yamamichishake | 2024-01-28 15:00 | 鉄道 | Comments(0)
2024年 01月 27日

京急大師線「産業道路駅」


だいぶ前から京急大師線の「産業道路駅」を地下にする工事をやっていたんだけど去年12月12日から新駅舎の使用が開始されたそうだ
京急大師線「産業道路駅」_f0326399_16383844.jpg

そうだ6年前だかに川崎大師へ行ったとき大師駅になんか工事中の看板があったけど
こんときから産業道路の踏切渋滞を解消するため大師線を地下に通す工事をしてたんだよな
京急大師線「産業道路駅」_f0326399_16443380.jpg

どうやら2019年3月3日地下線へ切り替えて地下駅運用開始
新駅名は「大師橋」
こんときはまだ新駅舎はできてない
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地下化工事は2009年に開始し
当初は2014年度の完成を目指していたんだけど用地買収が難航して5年ずれたそうだ
それから新駅舎をつくるのに5年
随分かかったな🥺
京急大師線「産業道路駅」_f0326399_16545631.jpg
ホームはかなり深い
京急大師線「産業道路駅」_f0326399_16575093.jpg

コンコースはかなり広々としてるけどなにかできるのかな?
京急大師線「産業道路駅」_f0326399_16594158.jpg
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肝心の産業道路の踏切はどうなったのか


ビフォー
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Tetsudo.comより


アフター 2024.1.27
京急大師線「産業道路駅」_f0326399_15124376.jpg

 

東門前駅の手前から小島新田駅まで動画を撮ったので貼り付けます  

           



大師線には大変な計画あるようなので次回は「大師線連続立体交差事業」








# by yamamichishake | 2024-01-27 15:21 | 鉄道 | Comments(0)
2023年 11月 25日

聖天川 PART2


10年前に杉田の「聖天川」をブログに書いたが
どうも川筋が気になっていたので改めて調べ直してみた

根岸湾の埋め立ては1971(昭和46年)から始められ
それまであった海岸線は大きく変わり川も暗渠となった

昭和30年代前半頃の根岸湾
聖天川 PART2_f0326399_11084964.jpg
横浜市磯子区役所提供


埋め立て前の「聖天川」は現聖天橋交差点から杉田劇場が入っているラピスタ新杉田の横を
真っすぐ河口に向かっていた

赤の囲いが現ラピスタ新杉田で右の海に埋め立て後JR新杉田駅ができる
聖天川 PART2_f0326399_14595229.jpg
昭和34年磯子区明細地図


埋め立て後は全て暗渠となり「聖天橋」から河口への川筋は南側へ
大きく付け替えられ現在の姿になったようだ

現「聖天川」河口
聖天川 PART2_f0326399_11393558.jpg
聖天川 PART2_f0326399_15032984.jpg

暗渠は右へ直角に向いている
道理で川筋が無かった訳だ
聖天川 PART2_f0326399_09555967.jpg



杉田周辺にある聖天の名の由来は
鎌倉時代、建長寺からここ杉田の東漸寺(とうぜんじ)に通っていた
「聖天」という僧侶の名からだそうな


暗渠となった聖天川をたどってみる

現「聖天橋」交差点
ここに旧聖天橋がありこの先は河口だった
聖天川 PART2_f0326399_14594135.jpg
振り返ると暗渠は杉田商店街へ向かう
聖天川 PART2_f0326399_15054830.jpg
内陸への川筋はいくつか支流と合流している
杉田商店街入り口から二本目の路地を左に向かう
聖天川 PART2_f0326399_15115257.jpg

右のくねった方が暗渠
狭い道だが相互通行なので車のすれ違いはここまでバックしていた
聖天川 PART2_f0326399_15141744.jpg

マンホールには「雨水放流菅」とある
聖天川 PART2_f0326399_15174060.jpg


商店街の裏を進み京急の杉田第2踏切を超えると境川(暗渠)に合流する
聖天川 PART2_f0326399_15190449.jpg
旧養魚場あたりのハックドラッグで
京急と並行する大谷方面と右へ直角に分かれる坪呑方面に分かれる
聖天川 PART2_f0326399_15210739.jpg

大谷方面は先が不明確なので坪呑方面に向かう
道は細く左の林がいかにも川淵っぽい
聖天川 PART2_f0326399_15274033.jpg


途中の妙に短いガードレールの横は分岐した水路みたいだ
聖天川 PART2_f0326399_15301952.jpg

根岸線のガード横の鉄板の下は音をたてて水が流れていた
聖天川 PART2_f0326399_15313539.jpg
音量にご注意ください



源流は坪呑公園の奥らしいが根岸線のガードをくぐったあとの川筋はわからない
坪呑公園の手前にある磯子杉田団地の広場の下には遊水槽がある
聖天川 PART2_f0326399_16113170.jpg

その先の坪呑公園奥には水源地がありフェンスで囲まれ入ることは出来ない
聖天川 PART2_f0326399_16124050.jpg
聖天川 PART2_f0326399_16133515.jpg

緑豊かな場所で昆虫がかなりいるようだ

聖天川 PART2_f0326399_16143229.jpg



短い川筋だったが結構楽しめた







2013年のブログ





# by yamamichishake | 2023-11-25 17:39 | 横浜 | Comments(0)
2023年 07月 06日

2024年 F1日本GP


2024年のF1カレンダーが発表された

全24戦だが最も大きな変更点は
毎年秋に行われていた日本GPが春になったこと

1976年に初のF1日本GPが開催されて以降何度か中断があったが
全て秋に開催されており春の開催は2024年が初となる

秋の開催は幾度となく台風の影響を受けてきたが
春になることで天候の心配はなくなった
一方、今まで日本GPでワールドチャンピオンが決まるなどしていたのが
見られなくなるのは寂しい

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AUTO SPORT






# by yamamichishake | 2023-07-06 10:05 | F1 | Comments(1)