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2013年 12月 23日

カメラ遍歴 Lenses編

ボクのレンズ遍歴の前に「NIKKOR」レンズの話しを


                1959年Nikon F発売と同時に「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」などが
            最初のニコン一眼レフカメラ用交換レンズ「NIKKOR」ブランドとして誕生した

                 以来2013年で累計8000万本の生産本数に達している

                       それはFマウントの歴史でもある
          なぜかと言えば50年以上前に造られたニコンFのレンズマウント(Fマウント)が
                  現在のデジカメ用にもそのまま使われているからです

               Nikon FE(銀塩)                  Nikon D80(デジカメ)
     


      全てのカメラメーカーがより多くの機能を持たせるべく従来あったマウント方式を変更しているのに
                     Nikonはなぜか変更せず現在に至っている

                               それは。。。

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レンズ用の光学硝子(日本光学の始まりは光学ガラス製造)から一貫生産していた為
そのメリットがレンズ設計にも生かされ「NIKKOR」レンズは市場において高性能の評価を受けていた

そんなNIKKORユーザーの方々に新しいカメラでも手持ちのレンズが使える様にとの思いが
頑固なまでに続いているメーカーポリシーとなっているんです

でもそれは設計者にとってAF化などで大変な足枷になったが様々な困難を乗り越え
最新デジカメでも高性能レンズが次々と発売されている

それは反面50年前に設計されたFマウントがいかに優れたもなのかを物語っていることでもある


かなりの方は日常的に旧レンズを使ってないと思うし
使えるレンズも制限がある

なのに頑なまでにポリシーを守り続けてるのは
いまさら変えられないというのもあるだろうが
それがNIkonなのかもしれない


                        で、自分の持ってるレンズです


                           NIKKOR-H 50mm F2


            これはNikomat FTNを買うとき始めは標準レンズでしょということで選んだ
        より明るいF1.4もあったが設計に余裕があるので良いよと聞いたのもあってこれにした

            
                   


       他のレンズと比較すると判るがレンズ表面が青く見えるのは反射防止単層幕コーティング
              その後、多層膜コーティングと進化し今はナノクリスタルコーティング

                             操作感覚は。。。。

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金属鏡筒でヘリコイドの回転は柔らかくも硬くも無く
ピントの微調整はガタつきもなくピタッツと収まる

今のAFレンズはギア駆動なのでマニュアルにするとスカスカなのと
フリクションが大きく微調整がやりにくいので正直使う気になれない

ヘリコイドのスムースさを例えて言うならバターにナイフを入れた時の感じが一番近い
温度変化でも回転の重さが変わらないのは油に頼るのではなく加工精度が高いから

金属のピントリングにはローレット加工の滑り止めが施され
m絞り表示などには磨り減らないように彫刻、色入れがされており
樹脂鏡筒とプリント主流になった今のレンズには見られない
金属加工ならではのきめ細かさでしっかりした工作がされている

蟹目爪が無いのは次に出てくるAi加工で取った為で跡をビスで埋めているから

               

                           NIKKOR 35mm F2.8


                         標準レンズは35mmに変更した

                 左ノンAi                         右Ai
     


             両方とも多層膜コートだがその反射色からブラックコートと呼ばれた

           同じ35mmだがAi化した時にレンズ構成も変えたので前玉が大きくなっており
               レンズ後ろも微妙に変わってるので違いを探してみて下さい

            


                       ここで出て来たAiというのは。。。

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(Automatic Maximum Aperture Indexing )の略で開放F値自動設定

簡単に言うとボディに嵌めるとき今までやっていたガチャガチャが要らなくなり
ただレンズを嵌めるだけで良くなったんです

レンズにある蟹目爪はガチャガチャ方式ボディ用に残してある

          body側のAi連動爪         マウント近くに有る絞り環の出っ張りが連動する
 

絞りをどの位置から嵌めても連動する


 
ニコンとしては一大改革だったのでキャッチコピーは

「ニコンを変えずにニコンを変えた」

この嵌め方はAi方式のカメラだけなんだが旧レンズも使える様に20年間改造を受け付けた

まあこのAi化はノンAiレンズを使う時は別の操作方法があり
お客様にもややこしかった

営業一発目のクレーム処理に行った折り

「あ、このレンズを使うときはこうしないとダメなんです」

と言ったもんだからお客様の使い方が悪いんですととられたのと
ニコン愛好者としてのプライドを傷つけてしまったのが
逆鱗に触れ大変な思いをした事は今でも忘れられない

もちろん勉強になったのは言うまでもない


                     とまあ、Ai化にはいろんな思い出がある


                           Ai NIKKOR 85mm F2


                 ポートレート用として小型大口径で使いやすいレンズ

               これは恥ずかしながらカビを生やしてしまった ( ̄∀ ̄;)汗

            
                   


          そうそう彫刻、色入れのことを書いたがNIKKOR Lenseにはもう一つ特徴がある

                      絞りの数字を色別けをしているのだが

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これは綺麗だからではなく鏡筒に引かれた線の色に対比している

この線は被写界深度目盛りで絞りの色と同じ色の線の間が
その絞りの被写界深度、つまりピントが合う範囲ですと示している

写真で言うと(35mレンズの場合)絞り22にしてピント位置を2mにしておけば
およそ1m~∞までピントが合いますよということ

ちなみ深度目盛り途中にある赤ポチは赤外線撮影時のピント補正位置



なので作画意図によってはピント合わせをしないで
あるいはノーファインダーでシャッターが押せる

そしてボクは持ってないんだがこの深度目盛りの美しいレンズがある

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Zoom NIKKOR 43-86

ね、綺麗でしょ

                      デジカメWatch

これはズームとピントを一つのリングで行うためこんなラインになるのだが
深度ラインの曲線がたまらなく美しい

”よんさんはちろく” ”よさんぱーろく”と呼ばれた名レンズ


このカラー表示は確かニコンの特許だったと思うけど記憶が定かではない

この表示方法は今のAFレンズには無い
AFになったので必要性が薄れたコストのかかることは止めてしまったんだろう



そうだもう一つ、レンズではなくレンズキャップの話し

レンズにはキャップをつけて持ち歩くんだがこれが良く落ちた
もう何個無くしたことか
安いとは言え一個300円くらいしたので〇千円も使ったのでは

さすがに悪評噴飯だったのでずい分前だが改良され落ちにくくなった


旧                     改


旧                     改



                AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II

                長ったらしいレンズ名だがニコンデジタル一眼用レンズで
                防振装置付き18-200のズームレンズ DXフォーマット用

                フォーマットの話しは長~くなってしまうので割愛します

                     一眼は本来ズーム派じゃないんだけど
                   描写もキレも良いのでこれ一本を愛用してます

                        てか、これしか持ってない

                  


                                
                     レンズ専門メーカーのは使ったこと無いが

                      NIKKORレンズにはまあ不満はないし

                         やはり愛着を覚えるなあ


                                


                       2013.12.3 カメラ遍歴 Nikomat編
                       2013.12.9 カメラ遍歴 Nikon FE編




by yamamichishake | 2013-12-23 10:20 | 写真 | Comments(0)


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