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2013年 08月 30日

大岡川分水路


                   
                    屏風ヶ浦ちかくにこんな川が海に注いでいる

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                       どこから流れてきるのかな?
                なんていつも思ってたんだけど橋に川の名前があった

                        「おおおかがわぶんすいろ」

                  


                   ありゃりゃ、大岡川ってこんなとこ流れてる?

                       上大岡~桜木町じゃないの?


                 どうやら此処は集中豪雨で大岡川が氾濫しないように
          その上流から取水して海へ流し洪水を防ぐために造った人工水路の放水口


                そうなると取水口はどこ?って気になるので探しにいった

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横浜市環境創造局のHPによると

上大岡の手前で日野川と笹下川が合流するところから(ここから大岡川になる)
それぞれ上流へ1kmさかのぼったところに取水口がある


とある


三角になってる道路の左辺、横浜日野郵便局のところが「日野川取水口」

右辺交差点の内側が「笹下川取水口」



まずは日野川の取水口

鎌倉街道の日野立体交差点そばにあった


ちょっと判りづらいが日野川の流れは左に行き水門で下流への水量がコントロールされている
なので増水すると堰堤をのりこえて右の分水路へ流れる




水門は閉じてるように見えるが水面下が開いているのでゴミがせきとめられ
水だけが下流にそそいでいる

 
水門                          分水路


水門を出た日野川は意外と狭いが水はきれい




普段は干上がってる分水路にひとたび流れるとどんな風景になるんだろう
音もすごいのだろうか






分水路は山の下を東へ進み約3.6kmで屏風ヶ浦の放水口へ

そして途中には日野川の東を流れてる笹下川の取水口がある


場所は笹下釜利谷道路の打越交差点のすぐそば

ここは天国へ行く時の通り道
こんなそばにあったなんてちょっとビックリ


笹下川は大岡川への本流なので日野川より水量が多いためか日野川取水口と構造が違う

日野川取水口はY字に分岐しているがここは右へ直角に分岐している




ここは取水庭とよばれており堰堤がさらに2mほどあるので一旦水が貯まり
貯水量を超えると分水路へ流れる




堰堤を乗り越えた水は落下するので滝のような音がするのではないだろうか
普段は静かな場所なのに隣接してる家はさぞや。。。。。。なんて想像してしまう


と思ってたら、7月にゲリラ豪雨が

このときはさぞやすごかったのではないだろうか




分水路に導かれた水流は日野川の分水と合流し屏風ヶ浦へ注ぎ

水門を出た笹下川は日野川と合流し大岡川となって横浜の中心部を流れ横浜港へ注ぐ






日野川も笹下川も細い流れなので取水口って小さく簡単なものだろうと想像していたが

それぞれ大きなスケールに驚き

これで大岡川の氾濫はなくなり横浜の中心部も安全になった事を思うと

いささか感動を覚えた


と同時に大岡川氾濫の原因は上流地域の宅地造成により
これまでは畑などの土中に吸収していた雨水が
日野川、笹下川へ流入してしまったため

と知り、開発は自然破壊もするが生活環境も破壊する事を改めて思った



この分水路系は12年の歳月をかけ昭和56年(32年前)に完成している




by yamamichishake | 2013-08-30 17:49 | 横浜 | Comments(0)


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