日中の通過は久しぶり?
目の前の大黒ふ頭が見えません
大さん橋webカメラ 10/6 am10:00
ぼくの最強台風経験は伊勢湾台風
それは小学校6年
奈良から名古屋に越してきた年の秋にやってきた
1959年(昭和36年)9月26日
午後6時ごろ和歌山県串本に上陸した台風15号は
名古屋市の西側を北上
強烈な暴風雨はおりからの高潮だった伊勢湾を襲った
盛り上がった海水が貯木場にあったラワン材を押し出し家屋を直撃
5000名に及ぶ死傷者を出す明治維新後最大の台風災害となった
ぼくが住んでいたところは千種区だったので
幸い高潮の被害はなかったけど
台風が近づくにつれ強烈な風が雨戸を押しつけるのを
家族全員で中から必死に抑えたけれど目の前で膨らんでくる雨戸は怖かった
台風の目が過ぎた一瞬の静寂のあと
負の風に雨戸が外へ強烈引っ張られ始めたので
それも全員で必死に雨戸の桟を捕まえた記憶が鮮明に残っている
そして今も強烈に焼き付いてるのは
翌日の真っ青な青空とアパート前に散乱していたTVアンテナと
お袋が高潮で被害にあった地区の片づけ手伝いで体験した悲惨な状況の話し
台風18号は通り過ぎたけど
週末には19号が
無事通過して欲しい