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2015年 12月 08日

小田原


小田原といえば
蒲鉾、小田原提灯、小田原評定、小田原梅干し、干物etc.

JR駅には巨大な小田原提灯ちなみに駅の発車メロディーは「お猿の籠や」

。。。なるほど「小田原ちょうちんぶら下げて~」か。。。

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小田原提灯の特徴は円筒形で不要のときは折りたたむと蛇腹が上下の黒枠内に収まり

コンパクトになるので袂や懐に入れ携帯できる


いまではこの提灯を作っているのは一軒だけ

大雄山線の「飯田岡駅」から5分くらいだが田園風景の中に

「ちょうちんや」の看板がいきなり目に入ってくる


「山崎提灯店」

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店の中は作業場

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そして小田原蒲鉾


かまぼこの起源ははっきりしてないが

室町時代には「蒲のほこに似てる」と書物にあるそうで

さらにその時代には板についた焼きかまぼこが作られていた

今の蒸しかまぼこが登場したのは江戸の終わりごろで

小田原の白かまぼこが江戸で好まれ発展した


小田原には多くの蒲鉾屋があり

全国的に有名な「鈴廣」の創業は慶応元年(1865年)で一番古いと思ったが

元祖は天明元年(1781年)創業の「うろこき」だそうな

すごいね創業234年だ

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ここのこだわりは
今ほとんどの店は大量生産をするためすり身を作るのにミキサーで撹拌してるが
昔ながらの石臼挽にこだわっていること

場所は旧東海道の一本海側「いちばよこちょう」そば
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蒲鉾って失礼だが練り物の割に高いんだよね
セットだともっと高くなるので唯一バラ売りしてる「しんじょ」を買ってみた

板についてない蒲鉾かな
スーパーで買う蒲鉾とどう違うかって?
聞くな!
でも混ざりものがないしっかりした味だった
一つ210円
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そして小田原評定とはみなさんご存じ

「いつまでたっても結論が出ない会議」

その故事は秀吉に攻められたとき重臣会議で籠城派と交戦派で結論がでなかったことによるが

その小田原城は明治の存廃城令で解体されたあと昭和35年(1960年)に天守が復元され

今は来年2016年4月まで耐震工事中

なので写真は無し






小田原は営業時代担当してた地区なので週1回は来ていたが

今回30年ぶりくらいだろうか。。。。


駅は新しくなったけど周辺は大きな再開発もなく昔の通りが残っていたが

まわりの店が変わってる?ので30年前を思い出すのに時間がかかった


この黄色い建物はたしか「イトーヨーカドー」だったのでは?

この中にあったカメラ屋も今はない

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そうそう「おしゃれ横丁」

デジタル化で多くの店が廃業し小田原で最も大きな店が無くなっていたのはさみしいが

横丁の入り口にあったカメラ屋さんがまだあったのは感激

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「おしゃれ横丁」といっても衣服雑貨だけではなく飲み食い処が多い

この雰囲気は昔のまんま

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by yamamichishake | 2015-12-08 00:01 | 関東 | Comments(0)


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