最初に
日本語だとアストンマーチンと呼ぶことが多いが
正しくはアストンマーティンね(笑)
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アストンマーティンは1913年に設立された
イギリスの高級スポーツカーメーカー
007のボンドカーで有名
F1は1959年にデビューしたが翌1960年にノーポイントのまま撤退
その後現在の復帰までには60年かかる
1959年イギリスGP(アストンマーティンDBR4/250)
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今のアストンマーティンF1のルーツは
1991年~2005年まで参戦したジョーダンに始まる
1998年~2000年まで無限ホンダで戦いランキング3位となり
2001年にHONDAワークス契約をし、佐藤琢磨が鈴鹿で5位に入賞している
ホンダの契約は2002年末で終了
2002年日本GP ジョーダン・ホンダ 佐藤琢磨5位入賞
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その後資金難の続いたジューダンは2005年ミッドランドへ売却
その後も2006年スパイカーへ売却したが不振を続け
2008年インドの実業家に売却されフォースインディアとなる
フェラーリエンジンからメルセデスへ変更した2009年から成績が上向きになり
上位を脅かす中団グループの常連となった
しかし2018年財政トラブルで経営が維持できなくなり
現オーナーのストロールが買収しレーシングポイントとなる
2021年にからアストンマーティンとなり
RBから空力エンジニアを引き抜き、シルバーストーンに風洞を持つファクトリーを造り
着実に実力をつけ2023年はメルセデスを抜いて現在コンストラクター2位と
表彰台常連チームとなっている
2020年にはRBのスポンサーとなりジョーダン時代を含め
ホンダとはつながりがある
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今回ホンダが復帰するにあたり
新レギュレーション発表後HRCとして2026年のPU製造者登録を行った
その後マクラーレン、ウィリアムズからのオファーもあったが
アストンマーティンを選んだ決め手は
ホンダとしては現行最強のPUで2025年まではタイトル争いができる
2026年からの新レギュレーションでもタイトルを取りたい
それには下位チームより上位を目指すチームに供給したい
そのなかでアストンマーティンには
RBの様に勝利やタイトル獲得への情熱をもっとも強く感じ
ファクトリーや人材など着実にステップアップしている姿勢を評価したそうだ
一方アストンはタイトルを取るためにはワークスである必要があったし
ホンダとしてもタイトルを目指しているから双方で最も当てはまるチームだったのだろう
ドライバーは現チームのアロンソとストロールが有力
ストロールはアストンのオーナーの息子なので多分決まり
残る1シートはアロンソ?
アロンソは現在ドライバーズランキング3位なので有力だが
2026年には45歳になるのでピークは過ぎている
しかも前回復帰後のクラーレン・ホンダ時代の2018年鈴鹿GPで
「このエンジンはGP2レベルだ」
と無線で罵倒したのでホンダの心境は?
ホンダはドライバーについてはチームに任せると言っているがどうなのか
日本人ドライバーを期待してしまうが
そんな簡単なものではない
現在のカラーリングはブリティッシュグリーンが基本だがどうなるのか
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最高峰の舞台で日本のメーカーが活躍するのは嬉しい
いちホンダファンとして
応援しよう
次回は
2026年のF1勢力図予想
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